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恐怖第苦夜 イジメがうんだ悲劇 

カテゴリ:思考系

 
これは、イジメがうんだ悲劇の話です。


俺のクラスにはいじめにあっている女子がいる。

そんな彼女を助けてやる勇気のない
俺がいた。
そしてそんな彼女を見るのが嫌で、俺は学校に
行かなくなっていた。

そんなある日、学校の俺の机の中に大切なメモを
したノートがあることに気づき、みんなが下校するころ
を見計らってノートを取りにいった。

すると教室には、いじめられている女子が1人、
ポツンと寂しそうに自分の席に座っていた。
その女子の机の上には、亡くなった人のように花が
置いてあった。

『お前… こんなことされて…
ごめんな… 俺… 弱い人間なんだ…
お前は強いな…』
と俺が言うと、

『いいの… あたし慣れてるから…
そんな風に思ってくれてるのはあなただけだよ…
それにあたしは強くなんかない…
もうここにいる権利もないし… あたしは弱い女。
でもあなただけは私のことを忘れないでね…』
そんなことを彼女が口にしたので、

『何言ってんだよ!!お前はこのクラスの人間だよ!!
変な事いうなよ!!』
と言い返した。

すると廊下から話し声がしてきた。

『まじあんなヤツ死んで当然なんだよ。気持ちわりぃ。』
『そうだな。』

… 主犯格のヤツらだ…

そしてそいつらは教室の戸を開けた。
俺は覚悟を決めて注意しようとすると、
ヤツらは俺達を見るなり、突然慌てて逃げ出した。

?? なんだ??と思っていると、彼女が、

『自分のことは自分で落とし前つけるわ。
ありがとう。』
と言い残して、ゆっくりとヤツらを追いかけていった。

大丈夫かな??と思い、気になって俺も追いかけて行った。

3人は屋上にいた。
しかし、様子がおかしかった。
立場が逆になっている。

怯えて腰を抜かしているのは主犯格2人だった。
俺はビックリしたが、ざまぁみろと心で思い、
やっぱりあいつは強いなぁと思いながら、
これでやっとイジメも終わる、そう安心して家に帰った。

しかし俺は、学校には行く気になれず、
そのまま不登校を続けた。

そしてそれから6日が経った。
1週間ほど前から旅行に出かけていたオカンが
帰ってくるなり物凄い勢いで俺の部屋に入ってきて、

『ちょっと あんたのクラスの子達自殺したんだってね!!
なんか女の子が一週間前にいじめで自殺したのが
きっかけなんだってね!!責任感じた子達が6日前から相次いで
屋上から飛び降りてみんな自殺しちゃったって!!
もうお母さんそれ聞いた時
あんたも自殺したんじゃないかと思ったわ!!』

… こんな時にべらべらと…
正直おかんの話なんてまともに耳に入らなかった。

あの時… あの時俺が、彼女をしっかり守って
やっていれば…

後悔と自責の念で一杯だった…

そう… 俺が彼女を守ってやらなかったせいで
俺以外のクラスの人間が全員死んでしまったのだ…


それから俺は、学校に行くようになった。
俺のクラスはなくなり、担任も世間の批判に耐えきれず自殺…

俺一人、別のクラスに入ることになった。
しかし、まわりの目はとても冷たい…

なんでコイツだけ生きてるの?

そんな視線を感じながらも、毎日通い続けた。
勿論、俺と口をきいてくれる人間なんていない…
まるで俺はここにいないようだ…

きっとこれは彼女を助けてあげなかった罪だ。

でも俺は通い続ける。もう弱い人間にはならない。
今度あんなことがあれば、絶対に今の俺なら戦える。

ありがとう。



長々とごめんなさい…
実はこれ、怖い話なんです。

気づきましたか??


 
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