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恐怖第6夜 幽霊より怖い話1 

カテゴリ:実話系

 
読んでて怖かった
人間の恐怖を持ってきました。



<蝉>

つい最近、経験した、俺的に洒落にならない怖い話。幽霊とかじゃないんだけど。
バイクが趣味でお盆休み一杯、帰省もかねてあちこちをウロウロしてた。
で、休みの最終日の夕方、また一人暮らしのワンルームマンションに帰ってきた。
一週間、誰一人入る者のいなかった独身男の部屋は、むわっと蒸し暑い。
クーラーをつけて熱いシャワーを浴びて、ビールのカンを空けてソファーに座り、
ひといきついたその時。

ジジジジジジジジジジジジジジジジ!

部屋の中に大音量で奇妙な音が鳴り響いた。
音がした方向を見て、俺は「え!?」と固まった。
白い壁に、蝉、蝉、蝉。蝉が10匹ほどとまっていた。
そのうちの一匹が、人の気配を感じてか、急に鳴きだしたのだ。
気持ち悪い。だが、俺も男だ。別に、虫が怖いわけでもなし。

どこから入ってきたのだろう?換気扇?

などと思いながら、壁の蝉の群れに近づいて、ぞっとした。
その蝉の、一匹一匹が、壁に虫ピンで固定されていた。
鳴いた蝉以外の他の蝉は、既に死んでおり、すっかり乾燥していた。

とりあえず、警察を呼んだ。盗られたものなし。
変質者の仕業であろう、と言う結論に。
カギをかけ忘れた小窓から進入した可能性あり、と。
5Fなんだけどね、俺の部屋。

蝉の乾燥の具合の程度が異なることから、
何日にもわたって変質者が俺の部屋に居座った可能性もある、とのこと。
あらかじめ、死んだ蝉を持ち込んだ可能性もあるけど。
生きた蝉もいたことから、最悪、その日の朝くらいまで変質者が居た可能性も・・・。
さすがに気持ち悪かったので、冷蔵庫の中のもの、
飲みかけのウィスキーのボトルの中身、
全部捨てた。

蝉と虫ピンは、警察が全部持っていった。



<痴漢>

高校生くらいの時、電車で痴漢にあいました。

満員電車で触られて、身動きとれないので「やめてください。」って何度も言ったけど
やめてくれなかったので、だんだん腹が立ってきてそいつの手に爪をたてたんです。

でもそいつはやめるどころかまずますエスカレートしてきて、ぶちぎれた私は
そいつの手を思いっきり、皮がめくれるほど引っかいてやりました。
するとそいつは混みこみの電車の中を猛烈な勢いで人をかきわけて移動し、私から
5メートルほど離れた壁際に移動しました。

少しほっとしてそいつを見ると、そいつはこっちを上目遣いにジッと見つめ、
ニヤニヤしながら私が引っかいた手の傷をベロベロと舐め回していました。

痴漢だ、と気づいた時よりも薄ら寒いものを感じて怖くなり、次の駅で降りましたが
今でもそいつのその時の顔を思い出すとぞっとします。

ちなみにK察(駅員?)に突き出すという考えは、その顔を見て真っ白になった頭では
思いつきませんでした。
怖かった・・・



幽霊より怖い話1
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幽霊より怖い話2
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